ニンジンのグラッセ ベルギー風
ニンジンのグラッセ ベルギー風
浅底鍋、へら、 (トレッシングペーパー)
『料理について』
ニンジンはジャガイモと同様、煮てよし、焼いてよし、そして、ジャガイモと違って、生でサラダとして食べてもよし、と使い勝手のいい野菜。 今回はそんなニンジンをベルギー風に料理してみましょう。 右記3~4人分。
  
材料 分量(1縲怩Q人前)
ニンジン  3本
 玉ねぎ  1個
 ベーコン  100g
 無塩バター  20g
 三温糖※1  20g
 小麦粉  20g
 パセリ  適量
 水  100cc
  塩、コショウ  適量
 サラダ油  大さじ一杯
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
※マーク詳細についてこちらをご覧ください。

※1  → グラニュー糖でもOK

準備タイトル画像
準備画像1
シコンは苦い芯の部分を取り除きます。 小さめのトマト1個の皮を湯剥きし、種を取って、角切りにします。
左写真には写ってませんが、 小麦粉を忘れずに。
 
   
ニンジングラッセ準備
野菜を切ります。 ニンジンは皮をむいて、1cm強の厚さに輪切りにします。 玉ねぎも皮をむき、半分に切ってそれを厚めにスライスします。 ベーコンは適当な大きさに切ります。 青味のパセリをみじん切りにします。
 
 
 
 
 
 
 
調理
シコンサラダ2
1.鍋にバターとサラダ油を入れ、バターが溶けたところで、ニンジン、玉ねぎ、ベーコンを加えます。玉ねぎが軽く色づくまで、よく混ぜながら、火を通していきます。(左写真)
2.玉ねぎが軽く色づいてきたら、砂糖を加えます。つづいて、ふるった小麦粉を加え混ぜます。

3.火を弱火にして蓋をして約5分、次に水を加えます。水を加えたら、蓋をして約30分煮ます。(蓋の変わりにトレーシングペーパーを使っても結構です。)
  
 
シコンサラダ2
4.約30分立ったら蓋をはずして、味見します。お好みで、塩、コショウをして、味を調えます。
5.出来上がったらお皿に盛り、刻んだパセリをふりかけて、出来上がりです。
おあついうちに、Bon appetit!


 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
シェフの一言

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、前回、今回の料理のように、ベーコンを料理に使うことが多いのもベルギー料理の特徴かもしれません。実際にベルギーでは、ベーコンというよりよりブタの脂身の多い部分、ラード(=saindoux)を使います。
といっても、最近の低カロリーブームもあって、脂身の部分を使うことはだんだん少なくなっているようです。しかし、旨味を出すためにはもちろん必要な食材です。
このページを作成するにあたっては、常に、ベルギー料理(オリジナル)に忠実にするか、日本人向けにレシピを直すかを考えています。今回、参照したレシピではベーコンの量は約二倍の量にあたります。 さすがにこの量では多いとあって、当ページでは今回量を減らしていますが、ベルギーでこれと似た料理を食べて、油ぽかったと思われても、それこそ伝統的だもといえます。
今回で十回を向かえた当ページですが、どのページとも、シェ・ミカワの自信を持っておすすめしているレシピです。オリジナルを尊重した当店のレシピを是非お試しください。
最後になりましたが、今回の料理はステーキなどの焼いた肉料理の付け合わせによく合います。 

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