材料 | 分量(※1) |
小麦粉(※1) | 200g+約30g |
砂糖(※2) | 40g |
牛乳 | 80cc |
卵(中玉)(※3) | 2コ |
無塩バター | 60g |
イースト(※4) | 15g |
干しレーズン (※5) |
50g |
塩 | ひとつまみ |
欧米人はほとんど毎日パン食ですが、私の知る限り、家庭でパンを作って、焼いている人はさすがに多くありません。どんな小さな村にもパン屋があって、そこで好きなパンを買うのが普通です。 しかし、家庭でクッキーやタルトなどの焼き菓子を普段自分で作っている人は多くいます。クッキーやタルトは大事な「母親の味」の一つです。 今回取り上げた「クラミック」はパンと焼き菓子の中間に当たるようなもので、パン屋ではあまり見かけられません。 寒い冬にご近所の人を午後のコーヒーに招いたときなどに、お茶菓子としてテーブルに出てくるものの一つです。 できて冷めた後はラップにくるんで、冷凍庫に入れておけば一週間は保存も利きます。 但し、その場合、食べるときには切ってトースターなどで一度温めなおした方がいいでしょう。 すでに生地の中にバターが多く入ってますが、トーストと同じように焼いてバターをぬって食べても美味しいです。 さて、フランスでコーヒーを頼んだら「エスプレッソ」が出てきたのに、隣のベルギーではコーヒーと頼んだら日本と同じようにレギュラーサイズでコーヒーが出てきて、あれ、っと思われた方がいるかもしれません。 これは、ベルギーや北フランスのほうは冬が寒いので、コーヒーはポットからカップに入れる習慣があるからです。冷たくなった体を温めるため、温かいコーヒーをたっぷり飲むのです。 今日はベルギー風にポットから注がれるアツアツのコーヒーと「クラミック」を皆さんでどうぞ。