煮物用の鍋、ざる、へら
『料理について』
首都ブルュッセルの郷土料理「ストンプ(ストュンプ)」を紹介します。
ストンプとは一言でいうと「野菜の煮物」のことです。
フランス語で「ブルュッセルのキャベツ」と呼ばれている「芽キャベツ」を加えてよりブルュッセルらしいストンプをどうぞご賞味ください。3~4人分。
材料 |
分量(1〜2人前) |
ジャガイモ(中) |
3個 |
ニンジン |
1本 |
玉ねぎ(中) |
1個 |
芽キャベツ |
200g |
インゲン |
100g |
バター |
50g |
パセリ |
適量 |
水 |
適量 |
塩、コショウ |
摘要 |
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芽キャベツは半分に切り、芯の部分を取り除きます。
パセリをみじん切りにします。
1.玉ねぎ以外の野菜を全て鍋に入れ、野菜が全て覆われる程度まで水を入れて、火にかけます。小さじ一杯の塩を加えます。
2.鍋の水が沸いたところで玉ねぎも加えます。約10~15分煮つづけます。
3.鍋の中の水分がとんでいき、野菜に火が通ったところで、ざるでお湯を切り、野菜を再び鍋に戻して、バターを加え、溶かし混ぜていきます。塩、コショウをして味を調えます。
4.ストンプをお皿に盛ります。刻んだパセリをふります。カリッと焼いたパンにバターとマスタードを塗り、ストンプの横に添えます。
さあ、出来上がりです。Bon appétit !
今回取り上げた「ストンプ」は単品としてでなく、料理の付け合せとしてテーブルに置かれるのが本来の姿かもしれません。
ストンプのベースはジャガイモですが、それ以外の野菜は、言い方が悪いかもしれませんが、家庭で余っている野菜を使うことが基本となっています。
冷蔵庫で半端に余っている野菜をジャガイモと一緒に煮てしまう・・・ストンプは経済的な料理です。
野菜を煮る際、水に固形ブイヨンをひとつまみ入れてみると味にこくができます。
水と牛乳を半々の割にして野菜を煮るのも味にこくをだす一つの方法です。
肉料理の付け合せに最適です。
冷蔵庫の中をよく整理し、おいしい「ストンプ」を作ってみてください。