フライパン、鍋、ボール
『料理について』
エッ、ベルギー風牛蒡料理!と思われる方、結構いませんか。ヨーロッパ原産の牛蒡は日本で見かけるものとは、同じキク科の根菜でも、長さが違います日本では「西洋牛蒡」とか、または「サルシフィー」とよばれ区別されています。今回の調理法はどちらの牛蒡を用いても大丈夫ですが、われわれ日本人には普段買われている牛蒡のほうが歯応えがあり合うかもしれません。上の写真のとおり、ホワイトビールとの相性は抜群です。
材料 |
分量(4~5人前) |
牛蒡 |
2本 |
レモン |
半分 |
バター |
50g |
パセリ |
少々 |
塩、コショウ |
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※マーク詳細についてこちらをご覧ください。
※1 → なし
※2 →
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※6 →
1.牛蒡はよく洗い、皮をむかずに一口大に切り分けます。長さは5cmぐらいに切り分けます。根元の太い部分はたてに4等分、先の方は2等分に切ります。西洋牛蒡は水で泥を流した後、ピーラー(皮むき)で皮をむき、そして切り分けます。
2.ボールに切り分けた牛蒡を入れて、水に約10分浸し「あく」を抜きます。色が変わらないよう四分の一に切ったレモンをそれに足します。(右上写真)(牛蒡のあくを抜き過ぎると旨味がなくなってしまうので注意しましょう。)
3.パセリを刻んでおきます。
1.あく抜きした牛蒡を軽く塩を入れたお湯で、約6~7分ゆでます。(左写真)軽く芯を残した(歯応えを残した)時点で鍋から牛蒡を取り出します。ゆでた汁はとっておきます。西洋牛蒡の場合、茹で時間は2分強です。
2.フライパンにバターを入れ、ゆでた牛蒡を色がつくまでよく炒めます。左写真) 塩、コショウをします。
3.よく炒めた牛蒡を皿に盛ります。フライパンにゆで汁をスプーン2,3杯入れ、水分が半分なるまで汁を詰め、詰めたところで牛蒡にかけます。
4.刻んだパセリを上にふりかけ、好みでレモンを絞って出来上がりです。Bon appétit !
料理とお酒の相性というのは考えれば、考えるほど面白く、奥が深いものです。
肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン、というのはある程度の年月を経て出てきた一般的な意見ですが、それが正しい答えであるかどうかは最終的には個人の嗜好によります。
できるならば、いろいろな発想をもとに新たな試みを行い、最終的に個人が納得する答えが出てくれば、それこそが料理とお酒を巡る魅惑の旅の醍醐味となるでしょう。
今回の料理がその良き始まりとなりますように。乾杯!