器具 鍋2個、皮むき
『料理について』
ホワイトアスパラガスは「ホップの実」とともにベルギーでは春の野菜の代表格です。
また、ベルギーではホワイトアスパラガスをその名産地メッヘレン(ブルュッセルとアントワープの中間に位置する)にちなんで「メッヘレンの貴婦人」と呼んでいます。最近になって日本でも、本場ベルギー産をはじめスペイン産や南米チリ産の輸入ホワイトアスパラガスが市場で見受けられ入手しやすくなりました。
是非、苦味と甘味が絶妙な味わいのホワイトアスパラガスを、その代表的な調理法「フランダース風」でお召し上がりください。
材料 |
分量(1?2人前) |
ホワイトアスパラガス |
5本 |
卵 |
1個 |
有塩バター |
50g |
パセリ |
適量 |
塩、コショウ |
適量*1 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
※マーク詳細についてこちらをご覧ください。
※1 お好みで少々お使いください。
1.まず、卵を固ゆでにします。
卵をゆでている間にパセリをみじん切りにします。
2.同じく、卵をゆでている間にホワイトアスパラガスの掃除を行います。
まず、硬い下の部分2cmぐらいを切り落とします。次にホワイトアスパラガスを横におき、穂先から5cmぐらいのところから皮むきを使って、ホワイトアスパラガスを回しながら皮をむいていきます。(左写真)
皮むきの際、筋が残らないようホワイトアスパラガスを三回転させます。
1.ホワイトアスパラガスをゆでます。
鍋に水と塩を適量入れて沸騰したらホワイトアスパラガスを鍋に入れます。
(左写真)
軽く沸騰させたまま、約8~9分ゆでます。
2.固ゆでした卵を白身と黄身の部分に分けて
それぞれの部分を細かく切り分けます。
(左写真)
3.有塩バターを溶かします。
4.ホワイトアスパラガスを取り出し、ゆで具合をみます。(お皿に合う長さに切りそろえる際に切り落とす部分が食べられればOKです)
5.茹だったホワイトアスパラガスに刻んだ白身と黄身、パセリをきれいに盛って、溶かしたバターをかけて、出来上がりです。
Bon appetit !
ホワイトアスパラガスを単純に美味しく食べる方法をいくつか付け加えましょう。
まずは単純に缶詰ものと同じようにマヨネーズと一緒に食べる方法。
フレンチドレッシングをかけても美味しく食べられます。
ちょっと一工夫で美味しくなる手段としては、刻んだスモークサーモンをかけて食べる。
高級レストランではまずオランデーズソースをホワイトアスパラガスの上にかけて、さらに刻んだスモークサーモンを散らしたものを供します。
イタリア風にオリーブオイルで刻んだニンニクととうがらしを軽く煎ったものをかける、さらにそこにアンチョビを加えたものをかける。
美味しく食べる方法はそれこそいろいろありますが、肝心なのは主役のホワイトアスパラガスの味を殺さないことです。
ソースに過度な味付けをしないことが重要です。
その点を守って美味しくホワイトアスパラガスをお召し上がりください。